2018年12月26日

経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、平成30年7~9月の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(平成30年7~9月、ドルベース)は、前年同期比で10期連続の増加となりました。

1.結果概要

  1. 売上高
    売上高(全地域合計)は、前年同期比+1.4%と10期連続の増加となりました。
    地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比51.4%)は、同+1.8%と10期連続の増加となり、特に輸送機械が増加となりました。
    また、北米(同29.3%)は、同+2.9%と4期連続の増加、欧州(同11.2%)は、同-0.5%と10期ぶりの減少となりました。

  2. 設備投資額
    設備投資額(全地域合計)は、前年同期比+3.4%と3期連続の増加となりました。
    地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比53.9%)は、同+14.7%と4期連続で増加し、特に輸送機械が増加となりました。
    また、北米(同26.8%)は、同-15.9%と3期ぶりの減少、欧州(同11.2%)は、同+4.3%と5期連続の増加となりました。

  3. 従業者数
    従業者数(全地域合計)は、前年同期比+1.9%と8期連続の増加となりました。
    地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比68.9%)は、同+1.3%と8期連続の増加となり、特に輸送機械が増加となりました。
    また、北米(同13.6%)は、同+2.8%と29期連続の増加、欧州(同9.7%)は、同+4.0%と21期連続の増加となりました。

2.ホームページのご案内

本調査結果の資料は、以下のホームページにて閲覧・ダウンロードが可能です。

関連資料

担当

調査統計グループ 企業統計室長 澤野
担当者:笠原、引野
電話:03-3501-1511(内線 2907)
03-3501-1831(直通)