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 平成30年12月21日、安倍総理は、総理大臣官邸で第6回持続可能な開発目標(SDGs)推進本部を開催しました。

 会議では、SDGsアクションプラン2019及び第2回ジャパンSDGsアワード受賞団体について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「安倍政権は、かつてないスピードで変化する世界から誰一人取り残さない社会を実現すべく、世界の人づくり、国づくりに貢献します。キーワードは、豊かで活力のある未来に向けた国づくり、子や孫の世代に誇れる日本、そして、国際社会をリードする日本です。
 第1に、豊かで活力のある未来に向けた国づくりを進めます。SDGs推進の流れを大企業から中小企業にも広げ、全国にSDGsの活力を行きわたらせます。最新の科学技術イノベーションを活用し、スマート農林水産業による地域の活性化や、海洋プラスチックごみ対策等を通じた循環型社会の構築につなげていきます。本年見られたような、気候変動により激甚化する災害に対応するため、持続可能で強靱な国づくりに全力を尽くします。
 第2に、人生100年時代に向け、子や孫の世代に誇れる日本をつくるべく、未来を担う子供たちや女性に大胆に投資します。3月に国際女性会議WAW!とW20を同時開催し、女性が輝く社会の実現に向けた取組を世界に訴えます。次世代の声と力をいかすべく、学生や若い社会人を中心とした次世代のSDGs推進プラットフォームを立ち上げます。
 第3に、国際社会をリードする日本を世界に発信します。来年は、G20(金融・世界経済に関する首脳会合)やTICAD7(第7回アフリカ開発会議)を日本で開催します。世界の注目が日本に集まるこうした機会を通じ、SDGsの力強い担い手たる日本の姿を国際社会に示していきます。G20やTICAD7を通じ、質の高いインフラ、防災、海洋プラスチックごみ対策、気候変動等の取組をリードします。人間の安全保障や人づくりの基礎となる女性、保健、教育を重視します。
 これらの成果を、来年9月の国連総会の際に開催されるSDGs首脳級会合において、G20議長として国際社会に対して発信します。
 以上を踏まえ、関係閣僚においては、日本のリーダーシップを示すべく、G20の直前となる次回SDGs推進本部会合に向けて、具体的な取組の推進・強化をお願いします。」