(H30.12.18(火)10:57 ~ 11:00 省内会見室)

【広報室】

会見の詳細

閣議等について

大臣:
冒頭特にございません。

質疑

記者:
障害者雇用について伺います。今日開催の労政審で障害者雇用促進法の改正についての議論が始まります。大企業に比べて中小企業では障害者雇用の進んでいない現状があり、また、中央省庁での障害者雇用率の水増し問題を受けた対応も必要になると思いますが、法改正に向けての大臣の考え方を教えてください。
大臣:
本日午後に開催する労働政策審議会障害者雇用分科会では、国会における障害者雇用に関する議論の概要や障害者雇用対策の基本事項に関する資料をもとに、今後の障害者雇用対策の在り方について幅広く議論いただく予定です。公務部門における障害者雇用に関する基本方針では、厚生労働大臣による国の行政機関等における障害者の任免状況に関するチェック機能の強化について、引き続き、法的整備を視野に入れた検討を行う旨、記載しています。個別の論点に関する具体的な進め方については、本日の分科会で出たご意見等も踏まえ、今後、分科会長とも相談しながら決めていきたいと考えています。
記者:
幼保無償化の関連で伺います。厚労省としては市長会からの要望に基づいて認可外保育施設の質を確保するための協議の場を設けるということで、昨日その協議の場が設置されたというリリースがありました。今後認可外保育の質の確保に向けて厚労省としてはどのような協議の余地があるとお考えですか。また、開催のスケジュールが決まっていれば教えてください。
大臣:
幼児教育無償化については、様々な課題について、PDCAサイクルを行うため、内閣府・文部科学省・厚生労働省と地方自治体のハイレベルによる幼児教育の無償化に関する協議の場を、昨日設置しました。この協議の中で、認可外保育施設の質の確保・向上に向けて、全国市長会からご提案いただいている、無償化の対象範囲の条例による設定を含め、地域の実情に合わせた運用の検討などを行っていくことになりました。年内にも、第1回の幹事会を開催し、検討を進めていきたいと思っています。現場を預かる皆様のご意見に十分配慮して、課題を一つ一つ解決していきたいと思っています。
 
 

(了)