1.  本12日,東京において,第4回日カナダ次官級「2+2」対話が開催されました。この対話には,日本側からは森健良外務審議官及び真部朗防衛審議官が,カナダ側からはイアン・シュガート外務次官(Mr. Ian Shugart, Deputy Minister of Foreign Affairs)及びゴードン・ベンナー国防副次官(Mr. Gordon Venner, Associate Deputy Minister of National Defence)が出席しました。
    2.  本「2+2」対話においては,双方の外交・安保政策及び北朝鮮を含む地域情勢について意見交換が行われ,双方は,日加間で外交・安保面での協力が進展していることを歓迎しつつ,協力をこれまで以上に強化していくことを確認しました。
    3.  また,二国間の防衛協力・交流や国際平和活動における協力等についても意見交換を行いました。
    4.  さらに,双方は,「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンの実現に向けた具体的な協力を進めること,日加ACSAの早期発効に向け努力することで一致しました。

     [参考]日カナダ次官級「2+2」対話は,2010年11月の日・カナダ首脳会談において創設が決定され,第1回は2011年8月,第2回は2014年3月,第3回は2016年4月に開催。