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 平成30年12月11日、安倍総理は、総理大臣官邸で第18回宇宙開発戦略本部を開催しました。

 会議では、宇宙基本計画工程表(平成30年度改訂)について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「11月1日に準天頂衛星であるみちびきによる、世界初、センチメートル精度の測位サービスが始まり、宇宙を利用したサービス、ビジネスは、新たな時代に移ろうとしています。農業、物流など、これまで宇宙と関わりのなかった分野でも、革新的なビジネスが生まれる可能性があります。アイデアの掘り起こしや実証事業など、斬新な発想に基づく宇宙ベンチャー支援を積極的に進めてください。
 安全保障分野においても、各国が宇宙利用で、しのぎを削る時代となりました。我が国も、防衛大綱の見直しを進めており、防衛省を中心に、関係省庁やJAXA(宇宙航空研究開発機構)とも連携して、その一層の強化に努めてください。
 次なるフロンティアである月や火星などの国際宇宙探査についても、国際的な動きが活発となっています。米国が構想する月周辺の有人拠点Gatewayへの参画について、我が国が強い分野で積極的な貢献ができるよう、関係国との調整を推進してください。
 今回改訂した、新たな宇宙基本計画・工程表の着実な実施に向け、平井大臣を中心に、関係閣僚はしっかりと連携して、取り組んでください。」