2018年12月10日

経済産業省は、ロシア連邦経済発展省と本年12月7日(金曜日)にハバロフスクにおいて、第6回中小企業に関する日露会合を開催しました。今回の会合では、日露両国による政府間対話に加えて、日露の中小企業等の交流会を開催しました。今後は、こうした日露の交流を通じて、両者の間のビジネスの進展が期待されます。

1.政府間対話

前田中小企業庁次長とアルスラノワ経済発展省投資政策局長を共同議長として、日露両国政府による中小企業支援策(IT支援、海外展開支援策等)について紹介し、意見交換を行いました。また、日本側は北海道、新潟県、(独)日本貿易振興機構、(財)環日本海経済研究所等、ロシア側はハバロフスク地方政府、ロシア輸出センター、中小企業発展公社等からそれぞれの中小企業支援に向けた取組について紹介し、意見交換を行いました。

2.中小企業等の交流会

(独)日本貿易振興機構の支援により、日露の中小企業等(日本側14、露側16)による交流会が開催されました。本交流会では、日露の中小企業等が自社の取組について説明し、意見交換をした後、個別の参加企業ごとにビジネス・マッチングを行いました。

3.ロシアの企業訪問

ハバロフスク地方のアヴァンギャルド工業団地へ訪問し、日本企業主導で整備された温室栽培施設(JGC Evergreen)、及び現地の中小企業を訪問しました。

<参考:中小企業協力に関する日露会合について>

2013年12月に経済産業省とロシア連邦経済発展省の間で合意された「中小企業に関する協力覚書」に基づき、中小企業支援策の共有や中小企業振興のための協力を推進するため、これまでに5回開催しています。(第1回は2014年3月東京、第2回は2014年12月ウリヤノフスク州、第3回は2015年6月東京、第4回は2016年8月ハバロフスク、第5回は2017年10月東京)


  • (前田中小企業庁次長とアルスラノワ経済発展省局長)

  • (会合の様子)

  • (B2Bマッチングの様子)

  • (視察先の様子)

担当

中小企業庁 国際協力室長 藤原
担当者:保手濱
電話:03-3501-1511(内線 5261~3)
03-3501-9093(直通)