平成22年12月17日
本日,法務省は,死刑の在り方についての勉強会(第4回)を開催いたしました。

法務大臣あいさつ

 本日,「死刑の在り方についての勉強会」の第4回目の会合を開催する運びとなりました。
 本勉強会については,千葉元法務大臣が死刑についての国民的な議論の契機とすることを目的に立ち上げられたものであり,私もできる限り早くこの勉強会を開催したいと常々考えておりましたので,本日,第4回目の会合を開催することといたしました。
 死刑については,極めて重大な刑罰であるとともに,死刑制度の存廃は,刑罰の在り方,我が国の刑事司法制度の根幹に関わる重大な問題でありますので,私も国民的な議論が行われることが重要であると考えております。
 死刑についての国民的な議論が行われるためにも,本勉強会において,もろもろのテーマについてしっかりと検討していくことが重要であると考えております。本日の勉強会において,千葉元法務大臣御在任中の勉強会における成果を改めて確認するとともに,それを踏まえた自由な意見交換を行い,その上で,本勉強会の今後の方針について検討し,政務三役を中心とする本勉強会の構成員の間で意思統一を図ってまいりたいと考えております。
 メンバーの皆様には,このような趣旨を御理解いただきまして,今後の勉強会の方針などについて,忌たんのない意見を賜り,活発な議論を行っていただきたいと思います。
 そして,その成果が,今後の勉強会における検討・議論の大きな基礎となることを期待しております。
 以上をもちまして,私からの挨拶とさせていただきます。

資料

第3回勉強会後に日本弁護士連合会から追加提出のあった資料

  ◯ 現代アジアにおける死刑の多様性(季刊刑事弁護(現代人文社)第63号)

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