2018年12月6日

本日、東京において、米国・エネルギー省、欧州委員会と共同で、第8回日米欧三極クリティカルマテリアル会合を開催しました。
本会合では、日米欧のレアアース等のクリティカルマテリアルの政策当局者、技術者及び研究者が参加し、日米欧のクリティカルマテリアルに関する取組、今後の課題等について、情報交換を行いました。

1.背景

日米欧三極クリティカルマテリアル会合は、2010年にクリティカルマテリアル(特にレアアース)の価格が高騰し始めたことなどにより、2011年から開始したものです。この会合は、日米欧三極協力の一環として、クリティカルマテリアルの研究開発分野における情報交換をすることを目的に1年に一度、開催しています。

2.結果概要

  1. クリティカルマテリアルに関する4つのセッションにおいて、1)クリティカリティとサプライチェーン分析、2)循環経済におけるクリティカルマテリアル、3)クリティカルマテリアルの需要に影響を与える材料開発、4)自動車の電動化に向けたクリティカルマテリアルの役割について、情報交換を行いました。
  2. 日米欧三極協力の重要性が改めて認識され、第9回日米欧三極クリティカルマテリアル会合を、来年(2019年)、欧州にて開催することとなりました。

担当

製造産業局金属課金属技術室長 木原
担当者: 大今、中川
電話:03-3501-1511(内線 3681)
03-3501-1794(直通)