平成30年10月5日
水産庁

国際原子力機関(IAEA)環境研究所の海洋モニタリングの専門家2名が来日し、平成30年10月16日(火曜日)から19日(金曜日)まで、我が国国内の分析機関と福島県での水産物採取等を共同で実施します。
一連の行程は非公開です。ただし、一部の行程のみ撮影が可能です。

1.概要

国際原子力機関(IAEA)環境研究所の海洋モニタリングの専門家2名が来日し、平成30年10月16日(火曜日)から19日(金曜日)まで、水産物の放射性物質測定手法の適切さを確認することを目的とした、水産物における「放射性物質の測定に係る機関間の比較(ILC:Inter-laboratory comparison)(注1)」のため、福島県での水産物採取等を我が国国内の分析機関と共同で実施します。なお、IAEAとの水産物の放射性物質の測定に係るILCは平成27年から実施しており、今回が4回目となります。
(注1)IAEAと国内の分析機関との間で、サンプルの採取から分析までの過程において、同一のサンプルを用いて放射性物質の測定手法及び結果の比較を行い、我が国の放射性物質測定手法の適切さを確認するものです。

2.日程等(注2)

10月16日(火曜日)~19日(金曜日)福島県で水産物の試料採取等
(注2)現時点での見込みであり、都合により変更等の可能性があります。

3.ILCの対象について

(1)実施者
IAEA環境研究所及び我が国国内の分析機関(公益財団法人 海洋生物環境研究所 他2機関)
(2)ILCに供する水産物
福島県にて実施されている試験操業で漁獲される水産物のうち、数種を予定

4.報道機関の皆様へ

現地での取材に当たっては、現地担当者の指示に従ってください。天候等により、予定が変更されることがあります。また、IAEA専門家への取材は一切行えませんので、あらかじめ御了承願います。

5.その他

本件に関するIAEAのプレスリリース(英文)は下記URLを御覧ください。
https://www.iaea.org/press

お問合せ先

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