水産庁
平成30年10月15日(月曜日)から10月18日(木曜日)まで、ヌメア(ニューカレドニア:フランス領)において、「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)第25回 年次会合」が開催されます。
なお、会議は非公開です。ただし、冒頭カメラ撮りのみ可能です。
1.みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)とは
「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT *1)」は、ミナミマグロの保存及び最適利用の確保を目的とし、平成6年に設立された地域漁業管理機関です。年1回開催される年次会合で、総漁獲可能量(TAC *2)及び割当量等の保存管理措置を決定しています。
*1 CCSBT: Commission for the Conservation of Southern Bluefin Tuna
*2 TAC: Total Allowable Catch
2.開催日程及び場所
日程: 平成30年10月15日(月曜日)~10月18日(木曜日)
場所: ヌメア(ニューカレドニア:フランス領)
3.参加予定国・地域
日本、豪州、ニュージーランド、韓国、インドネシア、南アフリカ、EU及び台湾
4.我が国出席者
太田 愼吾(おおた しんご) 水産庁 資源管理部 審議官(政府代表)ほか、水産庁、外務省、経済産業省、国立研究開発法人 水産研究・教育機構及び関係業界の関係者
5.主要議題
(1) ミナミマグロの資源管理
ミナミマグロの資源状態に応じて総漁獲可能量(TAC)を自動的に算出するための管理方式の改定に向けた議論が行われます。
(2) その他
平成29年(2017年)漁期における各メンバーの保存管理措置の遵守状況についてレビューが行われます。
6.参考
(1)我が国は、まぐろはえ縄漁船約90隻がみなみまぐろ操業に参加しています。
(2)昨年開催された第24回年次会合において、平成30年(2018年)から平成32年(2020年)のミナミマグロのTAC及び割当量は、下表のとおりとすることが確認されています。
2018-2020 (各年) |
参考:2017 | |
日本 | 6,165 t(*3) | 4,737 t |
豪州 | 6,165 t | 5,665 t |
韓国 | 1,240.5 t | 1,140 t |
台湾 | 1,240.5 t | 1,140 t |
ニュージーランド | 1,088 t | 1,000 t |
インドネシア | 1,002 t | 750 t |
南アフリカ | 423 t | 150 t |
EU | 11 t | 10 t |
フィリピン | – | 45t |
調査死亡枠(*4) | 6 t | 10 t |
TAC | 17,647 t | 14,647 t |
*3 我が国の割当量は各年6,165トンとなるが、このうちインドネシアに各年21トン、南アフリカに各年27トンが、平成30年(2018年)から平成32年(2020年)の3年間限りの措置として移譲される。
*4 メンバーが実施する科学調査のための枠
7.その他
会議は非公開ですが、冒頭のカメラ撮影は可能です。
報道対応については、下記「お問合せ先」へお問い合わせください。
<添付資料>
みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)の概要(PDF : 42KB)
お問合せ先
資源管理部国際課
担当者:田上、山田(千)
代表:03-3502-8111(内線6745)
ダイヤルイン:03-3502-8459
FAX番号:03-3504-2649