平成29年11月27日(月),東京都昭島市に新設された国際法務総合センターにおいて,落成式を執り行いました。葉梨康弘法務副大臣,杉良太郎特別矯正監,山下貴司法務大臣政務官,黒川弘務法務事務次官をはじめとする法務省関係者が出席したほか,来賓として地元昭島市選出の井上信治衆議院議員,小田原潔衆議院議員,臼井伸介昭島市長などの150名を超える多くの方が参列しました。
 

落成式メイン会場入り口(矯正研修所庁舎)

 当日は,まず,入居施設である矯正研修所,東日本成人矯正医療センター,国連アジア極東犯罪防止研修所・法務総合研究所国際協力部(国際棟),公安調査庁研修所の施設内覧が行われ,国際棟の国際会議室や東日本成人矯正医療センターの人工透析室等を視察しました。

国際棟国際会議室視察の様子


東日本成人矯正医療センター人工透析室視察の様子

 続いて,矯正研修所講堂にて落成式典を執り行い,奥村雄介東日本成人矯正医療センター長の式辞に始まり,法務大臣挨拶(葉梨法務副大臣代読)及びPFI事業者代表挨拶に続いて,井上衆議院議員,臼井昭島市長から御祝辞を頂戴し,最後に,佐藤淳官房施設課長から,平成19年の昭島・立川両市に対する建設受入れの申し入れから,本センター整備に至るまでの工事経過報告をしました。

式典の様子

 国際法務総合センターは,東京都昭島市の立川基地跡地に,矯正研修所,国連アジア極東犯罪防止研修所・法務総合研究所国際協力部及び公安調査庁研修所,並びに八王子医療刑務所等の矯正施設を移転・集約するもので,法務省所管施設の複合拠点となるものですが,これにより,施設運営の合理化,効率化並びに地域との共生を図りながら,法務行政の更なる充実を目指すことを目的としています。
 
 今後,国際法務総合センターにおいて,地域と一体となった運営を行うことにより,法務省の取組に対する国民の理解が深まるように努め,法務行政を更に発展させていきます。
 

国際法務総合センター航空写真