平成30年1月5日(金),法務省において,第37回全国中学生人権作文コンテスト中央大会の表彰式を行いました。

左から石川叡さん(法務大臣賞),大原佳乃さん(内閣総理大臣賞),
上川陽子法務大臣,木田美映ミシェルさん(文部科学大臣賞)

 このコンテストは,次代を担う中学生の皆さんに,人権問題に関する作文を書くことを通じて,人権尊重の重要性や必要性への理解を深め,豊かな人権感覚を身につけていただくこと等を目的として実施しています。
 優秀作品については作文集に掲載し,配布するほか,過去の入賞作品を題材とした朗読ビデオ「未来を拓く5つの扉~全国中学生人権作文コンテスト入賞作品朗読集」や人権啓発ビデオ「わたしたちが伝えたい、大切なこと-アニメで見る 全国中学生人権作文コンテスト入賞作品-」を制作して動画配信するなど,人権の大切さを皆さんにお伝えする大きな活動となっております。
 平成29年度は,全国7,358校の学校から,96万390名もの応募をいただきました。全国の中学生数の約3割に相当する多数の応募作品の中から,作家の落合恵子さん,映画監督の山田洋次さんを始めとする審査員の厳正な審査の結果,入賞作品102編(PDF)が選ばれました。
 今回,内閣総理大臣賞を受賞した兵庫県・神戸市立垂水東中学校3年の大原 佳乃(おおはら かの)さん,法務大臣賞を受賞した愛知県・刈谷市立朝日中学校1年の石川 叡(いしかわ さとし)さん,文部科学大臣賞を受賞した滋賀県・東近江市立朝桜中学校1年の木田 美映ミシェル(きだ みはゆみしぇる)さんの3人を法務省にお招きし,審査員の見守る中,上川法務大臣から表彰状とトロフィーを贈呈しました。

内閣総理大臣賞 大原 佳乃さん

 表彰式に続いて,受賞者とその御家族の皆さんと上川法務大臣の懇談が行われました。大臣から受賞者の皆さんに対し,「互いに人権を尊重し合うことが当たり前の社会になるように,力を合わせて頑張りましょう」とのメッセージがありました。

受賞者及び受賞者御家族と大臣の懇談

 なお,本コンテストの上位入賞作品(PDF)については,当省ホームページに掲載しています。また,今回表彰を受けた3人の作品については,英訳して当省ホームページの英語版にも掲載していますので,併せて御覧ください。人権作文を通じて,相手の違いを認め,相互に尊重し合うことの大切さについて,日本国内だけでなく世界へ向けても発信してまいります。

  • 人権擁護局長室での記念撮影(前列左から中村人権擁護局人権啓発課長,清永聡審査員,木田美映ミシェルさん,大原佳乃さん,石川叡さん,落合恵子審査員長,鈴木全国人権擁護委員連合会副会長,名執人権擁護局長,
    後列には左から人KENまもる君,受賞者御家族7名,人KENあゆみちゃん)

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