平成30年9月10日
農林水産省


農林水産省は、本日、アメリカ合衆国(以下「米国」という。)カリフォルニア州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入一時停止措置を講じました。

1.経緯

米国カリフォルニア州の七面鳥農場において低病原性鳥インフルエンザ(H7亜型)の発生が確認された旨、本日(平成30年9月10日(月曜日))、米国政府から通報がありました。 

2.対応

米国政府の通報を受けて、同病の我が国への侵入防止に万全を期するため、本日、同国カリフォルニア州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入を以下のように一時停止しました。

【生きた家きん】
カリフォルニア州全域

【家きん肉等】
カリフォルニア州の発生場所から半径10km以内の地域

発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。

(参考)米国からの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績

  2015年 2016年 2017年
生きた家きんのひな(羽) 81,161 168,316 121,527
(日本の総輸入量) (487,461) (557,941) (402,169)
家きん肉等(トン) 24,128 22,499 22,788
(日本の総輸入量) (947,399) (985,915) (1,068,322)
家きんの卵(トン) 7,492 8,537 11,467
(日本の総輸入量) (26,905) (24,753) (26,607)

出典:財務省「貿易統計」

米国農務省(USDA)発表の統計(2017年)によれば、米国の総生産量に占めるカリフォルニア州の割合は、ブロイラーについては約0.6%以下、卵については約3.4%。

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:井川、唯野
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX番号:03-3502-3385