1.  本7日,午後0時から約1時間半,山田賢司外務大臣政務官は,叙勲伝達式出席のために訪日中のアルケベ・オクバイ・メティク・エチオピア連邦民主共和国首相府経済計画・評価・支援部門長官(Dr. Arkebe Oqubay Metiku, Head of Economic Planning, Monitoring and Supporting Sector, Office of the Prime Minister)と昼食会を交えて懇談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,山田政務官から,アルケベ長官の訪日を歓迎するとともに,今般の旭日重光章受章(PDF)別ウィンドウで開くにつき祝意を伝えました。また,アフリカの角地域の平和と安定に大きな役割を果たしているエチオピアとの関係を重視している旨述べるとともに,アビィ政権が国内の諸改革を進めていることを歓迎しました。

    2 これに対し,アルケベ長官から,アビィ政権による地域の平和への取組並びに女性参画を始めとする国内政治改革及び経済改革について説明しつつ,日本企業による投資への期待を表明しました。

    3 また,両者は,TICAD7に向けて引き続き協力することを改めて確認するとともに,北朝鮮情勢を含む国際場裡における協力について意見交換し,両国の協力関係を一層強化していくことを確認しました。

    [参考]
     アルケベ長官は,日本・エチオピア間の経済関係強化に寄与した功績が認められ,平成30年秋の叙勲で旭日重光章を授与されました。