米国ミネソタ州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入一時停止措置について

農林水産省は、本日、アメリカ合衆国（以下「米国」という。）ミネソタ州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入一時停止措置を講じました。

1.経緯

米国ミネソタ州の七面鳥農場において低病原性鳥インフルエンザ（H5N2亜型）の発生が確認された旨、本日（平成30年10月23日（火曜日））、米国政府から通報がありました。

2.対応

米国政府の通報を受けて、同病の我が国への侵入防止に万全を期するため、本日、同国ミネソタ州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入を以下のように一時停止しました。

【生きた家きん】
ミネソタ州全域

【家きん肉等】
ミネソタ州の発生場所から半径10km以内の地域

※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。

（参考）米国からの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績

出典：財務省「貿易統計」 

※ 米国農務省（USDA）発表の統計（2017年）によれば、米国の総生産量に占めるミネソタ州の割合は、ブロイラーについては約0.6%、卵については約3.3%。