1.  本9日午前10時45分から約30分間,阿部俊子外務副大臣は,訪日中の岡井朝子国連開発計画(UNDP)総裁補兼危機局長(Ms.Asako Okai, Assistant Adiministrator, Director of Crisis Bureau)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,阿部副大臣から,国連開発計画危機局長への就任に祝意を示すとともに,SDGs(持続可能な開発目標)の達成を含めた開発分野において,UNDPは日本にとって重要なパートナーであり,更なる関係強化と協力促進に尽力いただきたい旨述べました。

    2 これに対し,岡井局長から,強靭な社会の構築に向けた各国への支援における国連機関間の調整役として,UNDPを代表して現場レベルでの実践に貢献するとともに,来年日本が議長を務めるG20や,日本で開催されるTICAD7等の機会を捉えて国際社会に対する日本のグッドプラクティスを発信することに協力したい旨述べました。

    3 また,阿部副大臣から,国際機関における邦人職員の増強に向けて,その裾野を広げることが重要であり,国際機関で活躍することを希望する若者のロールモデルとして活躍していただくとともに,国際人材の育成に関する貢献にも期待したい旨述べました。

    [参考]国連開発計画(UNDP)(PDF)別ウィンドウで開く
     UNDPは,国連システム最大の開発機関であり,高い専門的知識と豊富な経験,グローバルなネットワークを有し,持続可能な開発目標(SDGs)の策定にも主導的な役割を果たした。UNDPは,アフリカ開発会議(TICAD)を共催する等,開発アジェンダの推進において日本にとって重要なパートナー。ジェンダー平等気候変動対策支援人間の安全保障推進等の地球規模課題解決に向け,日本はUNDPと共に取り組んでいる。