1.  本12日午後3時15分から約30分間,河野太郎外務大臣は,我が国の招待により訪日中のトモ・モンテ・カメルーン共和国国連常駐代表(H.E. Mr. Tommo Monthe),アドニア・アイェバレ・ウガンダ共和国国連常駐代表(H.E. Mr. Adonia Ayebare),モハメッド・ファティ・アハメッド・イドリス・エジプト・アラブ共和国国連常駐代表(H.E. Mr. Mohamed Fathi Ahmed Edrees)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 河野大臣から,各国国連常駐代表の訪日を心より歓迎する旨述べた上で,昨年に続き,本年9月に国連総会ハイレベルウィークに出席したが,21世紀の国際社会の現実を反映すべく国連安保理を改革する必要性を改めて強く感じた,その際に行ったG4外相会合において,G4として,アフリカ・グループと協力し,安保理改革の実現に不可欠な広範なプラットフォームを構築していく必要があるとの認識で一致した旨述べました。

    2 各国国連常駐代表から,今回の招待への謝意が表明されるとともに,国連及びアフリカに対する日本の支援への高い評価が示され,河野大臣との間で,来年のアフリカ開発会議(TICAD)も念頭に,日本とアフリカとの協力関係を一層強化していくことで一致しました。

    3 また,河野大臣と各国国連常駐代表は,安保理改革に関するテキスト・ベース交渉を早期に開始する必要性及び2019年が政府間交渉開始から10年目という節目に当たり,安保理改革前進に向け日本とアフリカが協力していくことを確認しました。