1.  本13日午後1時から約90分間,山田賢司外務大臣政務官は,我が国の招待により訪日中のトモ・モンテ・カメルーン共和国国際連合常駐代表(H.E. Mr. Tommo Monthe),アドニア・アイェバレ・ウガンダ共和国国際連合常駐代表(H.E. Mr. Adonia Ayebare),モハメッド・ファティ・アハメッド・イドリス・エジプト・アラブ共和国国際連合常駐代表(H.E. Mr. Mohamed Fathi Ahmed Edrees)を迎えて昼食会を主催し,意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,山田政務官から,各国国連常駐代表の訪日を心から歓迎する旨述べるとともに,本年10月に開催されたアフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合に言及した上で,来年のTICAD7では官民連携強化による投資を促進し,人材育成や技術移転を通じたアフリカの自立的な経済発展を支援していきたい旨述べました。これに対し,各国国連常駐代表から,今回の招待に対する謝意が表明されるとともに,国連及びアフリカに対する日本の支援への高い評価が示され,来年のTICAD7に向けて日本とアフリカの協力関係を一層深化させたい旨発言がありました。

    2 今回の意見交換を通じ,山田政務官と各国国連常駐代表は,多くの議題をアフリカに割いている安保理の改革の必要性及びその実現に向けて引き続き本国及びニューヨークにおいて緊密に協力していくことを確認しました。