上川法務大臣は,9月7日(金),サッカーJ2クラブチームの大宮アルディージャの塚本泰史アンバサダー,小笠原清孝本部長,板谷玄ホームタウングループリーダーの訪問を受け,サッカースタジアムでの人権啓発活動に使用する「メッセージフラッグ」にメッセージを寄稿するとともに,共に協力して人権啓発活動を推進する意を伝えました。

いじめ・虐待の根絶に向けて塚本アンバサダーと協力

 本年度の「メッセージフラッグ」のテーマは,「守ろう!子どもの人権!~ストップいじめ・虐待~」です。
 法務省の人権擁護機関では,虐待・いじめ等の子どもの人権問題に対応するため,専用相談電話「子どもの人権110番(0120-007-110)」や「子どもの人権SOSミニレター」等により,虐待・いじめ等の被害者からの相談を受け付けているほか,子どもの人権に関する意識を啓発するため,インターネット広告や啓発冊子「『いじめ』 させない 見逃さない」を作成し,全国の法務局で配布する等の各種啓発活動を行っています。
 大宮アルディージャの皆さんからメッセージ要請を受けた上川大臣は,当省の人権啓発活動に対する同クラブの協力への謝意を表しました。そして,持続可能な社会の担い手である子どもたち,若者たちへの想いを込めて,「自分らしさを見つめよう!! 未来を拓く あなたの力」との力強いメッセージを書き込みました。

メッセージを寄せる上川大臣と
それを見つめる人KENまもる君・人KENあゆみちゃん


上川大臣のメッセージ

 上川大臣のメッセージが記載された「メッセージフラッグ」は,9月15日(土),熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で午後6時にキックオフ予定の大宮アルディージャ対FC町田ゼルビア戦での人権啓発活動に登場します。当日は,来場者の皆さんにもフラッグにメッセージとサインを書き込んでもらう活動を行う予定です。
    メッセージフラッグにメッセージをいただいた方には,抽選で大宮アルディージャ選手のメッセージとサインが入った「守ろう!子どもの人権!~ストップいじめ・虐待~」特製ボードのプレゼントがありますので,是非ご来場ください。

「メッセージフラッグ」について

 「メッセージフラッグ」は,Jリーグと連携した人権啓発活動の一環として,埼玉県人権啓発ネットワーク協議会(さいたま地方法務局,埼玉県,さいたま市,埼玉県人権擁護委員連合会)が,さいたま市をホームタウンとする大宮アルディージャと連携して毎年作成しているものです。いじめやインターネット上の人権問題などにつき,同クラブチーム所属のサッカー選手や法務省関係者,そしてサッカースタジアムに詰めかけた観衆の皆さんのメッセージを書き込んだ「メッセージフラッグ」を作成し,サッカースタジアム等での人権啓発活動に活用してきました。
 上川大臣の前回の在任中である平成27年度に,「地域で見守り地域で育む子どもの人権」をテーマとしてさいたま市で開催した「車座ふるさとトーク」に大宮アルディージャから協力いただいたことをきっかけとして,大臣メッセージ入りの「メッセージフラッグ」を作成しています。