1.  本19日,午後3時05分頃から約30分間,河野太郎外務大臣は,公式実務訪問賓客として訪日中のカボレ大統領に同行しているママドゥ・アルファ・バリー・ブルキナファソ外務・協力・在外ブルキナファソ人大臣(H.E. Mr. Mamadou Alpha Barry, Minister of Foreign Affairs, Cooperation and Burkinabe abroad of Burkina Faso)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1. 冒頭,河野大臣から,バリー大臣とは10月の閣僚会合以来の再会であり,今回カボレ大統領訪日が実現し喜ばしい,日本は地域の平和と安定に尽力しているブルキナファソとの関係を重視しており,首脳会談に向け幅広い分野で意見交換を行い,両国関係を一層進展させたい旨述べました。これに対し,バリー大臣から,今回の日本の招待及び日本のブルキナファソにおける治安分野や開発課題への支援に感謝する旨述べました。
    2. 続けて,両大臣は,ブルキナファソが西アフリカ「成長の環」において重要な位置にあり,日本は質の高いインフラ案件を通じて域内の連結性向上に貢献していることを再確認しました。また,両大臣は,今回成功裡に開催されたビジネスフォーラムを契機とし,日本企業のブルキナファソへの更なる投資促進のための環境整備の必要性,国造りや経済社会開発を進める上で基礎となる教育・職業訓練の役割等についても再確認しつつ,日・ブルキナファソ技術協力協定の署名を歓迎しました。バリー大臣から,実施中の道路案件や教育について引き続き日本の支援に期待する旨述べました。さらに,両大臣は,TICAD7の成功に向けた協力を確認しました。
    3. この他,両大臣は,安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行い,連携を確認しました。