2018年11月30日

平成30年11月28日(水曜日)、北海道内でガス漏えい爆発事故(軽傷2名)が発生しました。

1.事故の概要

平成30年11月28日(水曜日)、北海道内でガス漏えい爆発事故が発生しました。これを受け、高圧ガス保安法に基づき、同月29日、液化石油ガスの販売事業者(伊藤忠エネクスホームライフ北海道株式会社、法人番号:6430001020188)から北海道を通じて北海道産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので併せてお知らせします。

事故発生日時:平成30年11月28日(水曜日) 午前11時00分頃
事故発生場所:北海道
人的被害:軽傷2名
物的被害:なし
事故概要:専門学校において、生徒2名が軽傷を負うガス漏えい爆発事故が発生しました。原因は、実習教室内に設置された業務用蒸し器にガス供給を行うための配管のガス栓(ガス機器が接続されていない予備側)の誤開放により、当該ガス栓からガスが漏えいし、何らかの要因により着火爆発したものと推定されますが、現在詳細を伊藤忠エネクスホームライフ北海道株式会社が調査中です。

供給事業者:液化石油ガス販売事業
ガス種:液化石油ガス(LPガス)
機器分類:ガス栓

参考情報

製造者:調査中
型式:調査中
製造年:調査中

2.注意喚起について

  • ガスの臭いを感じたら、直ちに緊急連絡先(液化石油ガス販売事業者又は保安機関)へ連絡してください。
    • 使用中の火気は全部消してください。
    • 火気は絶対に使用しないでください。
    • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
    • 窓や戸を大きく開けてください。
    • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
    • 液化石油ガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭してあります。
  • ガス漏れの発生を素早く認知するには、ガス警報器の設置が効果的です。なお、ガス警報器は、常に電源コンセントに接続しておいてください。
  • ガスの消費設備を使用した際、異常を感じた場合は使用を中止し、速やかに製造メーカー又は液化石油ガス販売事業者へ連絡してください。
  • 当省HPにガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。

担当

産業保安グループ ガス安全室長 田村
担当者:遠藤、西谷
電話:03-3501-1511(内線 4931~7)
03-3501-1672(直通)