スマイルのお二人(前列左),ジャルジャルのお二人(前列右)と一緒に
更生保護ボランティア等の皆さんも写真撮影

 「京都国際映画祭」の最終日である平成30年10月14日(日),同映画祭の開催地のひとつである京都市の岡崎公園において,「よしもと芸人と学ぶ“社会を明るくする運動”with 法務省」と題したステージイベントが開催されました。
 この映画祭では「映画もアートもその他も全部」をスローガンに,映画のみならず,アートや工芸,演劇などのイベントが開催されており,昨年に引き続き“社会を明るくする運動”に関する広報啓発活動を行いました。
 ステージでは,ジャルジャルとスマイルの皆さんに加え,京都で活躍されている更生保護ボランティアの皆さん総勢7名をゲストに迎え,賑やかな雰囲気の中,会場の皆様に “社会を明るくする運動”について楽しく学んでもらうことを目的としたトークショーを行いました。
 トークショーでは,法務省職員が“社会を明るくする運動”について説明を行った後,更生保護ボランティアの皆さんから活動内容や体験談についてお話しがありました。
 

よしもと芸人の質問に答える更生保護ボランティアの皆さん

 よしもと芸人さんから,保護司として活動する中で一番やりがいを感じた出来事について尋ねられると,京都府内の保護司である川見保護司は「最初は心を閉ざしていた非行少年が,自分が目線を下げて接することによって心を開いてくれた。その後就職し,初めて給料をもらったときに真っ先に自分に報告してくれて,本当に嬉しかった。」など,印象に残る体験談を交えつつ,保護司活動のやりがいについてお話しになりました。
 また,自分たちにできることは何かあるのかとの問いに対し,京都府更生保護女性連盟の齋藤会長は「とにかく,助けを必要としている人の存在に気づいてあげてほしい。そして,声をかけてあげてほしい。」など,ちょっとした心がけで,私たちにもできる取組についてお話しになりました。
 最後に法務省職員が,「本日のイベントについてSNSで発信したり,“社会を明るくする運動”についてのCM動画を拡散していただくなど,できるかたちでの協力をお願いします」と呼びかけ,イベントは幕を閉じました。
 

会場の皆さんに協力を呼びかける今福審議官

 また,ブースでは更生ペンギンのホゴちゃん(更生保護のマスコットキャラクター)のオリジナルグッズの配布と,“社会を明るくする運動”のポスター等を掲示し,広報啓発活動を行いました。

法務省ブースの様子

 会場は平安神宮の近くということもあり,観光に訪れていた多くの方々や,普段“社会を明るくする運動”に参加する機会の少ない世代の方々に対して,広報啓発活動を行うことができました。
 また,当日は天候にも恵まれ,ステージ,ブース共に多くの方に足を運んでいただき,イベントは大盛況となりました。