平成30年9月21日(金)

 本日の閣議において,組合等登記令の一部を改正する政令が閣議決定されました。
 続いて私から1件御報告します。昨日から第14回国際連合犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)のロゴマークの人気投票を始めましたので,皆様に御紹介します。
 京都コングレスのロゴマークについては,京都コングレスへの国民の皆様の関心を高めるために,国民の皆様にも投票いただき決定する取組としました。
 ロゴマーク案は,日本を代表する鳥と花である鶴と桜をモチーフにしたものとなっています。
 ロゴマークの人気投票については,法務省公式ツイッターにおいて,昨日からスタートしており,締切りは10月4日となります。皆様に奮って投票いただきたいと思っています。
 この結果を踏まえて,10月中にはロゴマークを決定し,パンフレット等の広報に使用する予定です。

自民党総裁選の結果に関する質疑について

【記者】
 昨日の自民党の総裁選について何点かお伺いします。安倍総裁が三選を果たされましたが,そのことに関して全体的な所感と,大臣自身がどなたを支持されたかお聞かせください。また,石破元幹事長が,特に党員票において事前の予想を上回る善戦をされましたが,それについての評価,感想もお聞かせください。

【大臣】
 今回の総裁選は,安倍総理と石破元幹事長が出馬され,事実上の総理大臣を選ぶ選挙となりました。自民党の政策について,党員のみならず国民の皆様に幅広く知っていただく大変良い機会になったのではないかと考えています。
 我が国が抱える現下の課題,また将来の国の在り方に関して,この選挙期間中に国民に向けて行われてきた政策論争を踏まえ,自民党の一議員,また,安倍政権の一閣僚として,現下の課題に引き続き取り組むには,国内外における安倍総理のリーダーシップが必要であると判断し,安倍総理に投票させていただきました。
 また,今回の総裁選に対する評価ですが,私自身の論評については差し控えさせていただきたいと思います。
 今回の総裁選を通じて,様々な政策課題に対し,自由民主党の中にも多様な考え方や意見があるということ,また,そうした論戦を踏まえて物事を提案し,合意形成を図っていくという意味で,幅広い国民の皆様の御意見や考え方を吸収し,きっちりと向き合いながら政策立案を進めていくということが,今回の総裁選の中で集約された形で出てきたのではないかと思っています。
 選挙終了後についてはノーサイドであり,安倍新総裁のリーダーシップの下で,引き続き自民党一丸となって国民のための政策を前に進めるとともに2020年は東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され,また,法務省としても2020京都コングレス等がありますので,そうした世界の中での日本について考える上でも,このタイミングでの今回の総裁選は大変重要であったのではないかと思っています。引き続き国民のための政策を一丸となって進めていくことに全力を傾けてまいりたいと思っています。

(以上)