「平成30年北海道胆振東部地震及び平成30年台風第21号に関する関係閣僚会議」及び「観光戦略実行推進会議」合同会議について

 先ほど総理出席の下に、北海道胆振(いぶり)東部地震及び台風第21号に関する関係閣僚会議を開催し、並びに第24回観光戦略実行推進閣僚会議を合同で開催いたしました。会議では、まず、非常時の外国人旅行者の安全・安心確保のため、緊急対策を決定いたしました。24時間の多言語のコールセンター、新幹線の英語の車内放送の充実、空港における中国語・韓国語に対応可能な職員の配置など、速やかに実施いたします。その上で、北海道胆振東部地震による被害に対しては、大規模な山腹崩壊に対する緊急対応、酪農など農業者への支援、北海道全域を対象とした北海道ふっこう割など実施してまいります。台風21号による被害に対しては、関係省庁と空港関係者が一体となって関西国際空港の早期復旧を進めておりますが、さらに神戸港など港湾の復旧、農業者への支援などを行ってまいります。また、北海道ふっこう割などについては、予備費153億円を、本日これから、持ち回り閣議で決定いたします。今後とも、政府としては、被災地に寄り添い、1日も早く被災者の方々が元どおりの生活に戻れるよう、全力で取り組んでまいります。